辛亥革命後の乱れた中国を舞台に、人々のために尽くしていた少林寺の僧たちを襲う悲劇を、アクションたっぷりに描いたドラマ。主演は「ウォーロード／男たちの誓い」のアンディー・ラウで、「１９１１」のジャッキー・チェン、「孫文の義士団」のニコラス・ツェー、ファン・ビンビンら、香港・中国の人気スターが顔を揃えている。監督は「コネクテッド」のベニー・チャン。
１９１２年の中国。革命後の国内では軍閥が争い、人々は飢えていた。少林寺の僧たちは少しでも人々の力になろうと住居と食料を与えている。
軍閥の有力な将軍・侯杰（ラウ）は腹心の部下・曹蛮（ツェー）を従え一帯を支配していたが、義兄弟の宋虎将軍に疑心を抱き暗殺を決意。曹蛮に命じて手筈を整えさせるが、裏切った曹蛮のため愛娘と宋虎将軍を殺され、自身はからくも脱出し少林寺に逃げ込む。だがかつての無法な行いに怒る僧たちは侯杰を受け入れず、彼は厨房係の悟道（ジャッキー）の手伝いをすることになる。侯杰の妻・願夕（ビンビン）も少林寺の僧に救われていたが、娘が殺されたのは彼のせいだと寺を出ていった。