最悪な上司を持ってしまった男たちがなんとかその上司から逃れようとするブラック・コメディー。主演は「マイレージ、マイライフ」のジェースン・ベートマンで、「バウンティー・ハンター」のジェニファー・アニストン、「ヤギと男と男と壁と」のケヴィン・スペーシーらが共演。監督は「ヤバい経済学」のセス・ゴードン。
ニック（ベートマン）、カート、デールは友人同士。それぞれ最悪の上司がいて、バーに集まっては悪口を言いあっている。ニックの上司はパワハラをする性格の悪いハーケン（スペーシー）で、ニックの出世のさまたげでもある。カートの上司は麻薬と女に溺れ、産業廃棄物を垂れ流そうとする悪徳経営者ボビー（コリン・ファレル）。そしてデールの上司は、婚約者のいる彼にセクハラを繰り返す女性歯科医ジュリア（ジェニファー）。だが不景気のこの御時世、辞めるという選択は考えられない。
三人はある日ついにたまりかね、上司たちを殺そうと決意する。殺し屋を雇おうとするが、そう簡単に見つかるわけがない。ひょんなことから前科者のジョーンズ（ジェーミー・フォックス）と知り合った三人は金を払って彼からアドバイスを受けた。三人が互いに自分以外の上司を殺す交換殺人。