元CIA女性諜報員の回顧録を基に、イラク戦争の陰に隠された衝撃の実話を映画化したクライム・サスペンス。2003年、CIA諜報員の素性がホワイトハウスによって暴露された”プレイム”事件の全貌に迫る。出演は「キング・コング」のナオミ・ワッツ、「21グラム」のショーン・ペン、「ジェシー・ジェームズの暗殺」のサム・シェパードら。監督は「ボーン・アイデンティティ」のダグ・リーマン。
同時多発テロ後、ブッシュ政権は大量破壊兵器保持の疑惑を名目に”悪の枢軸国”イラクへの攻撃準備を進めていたが、CIAの秘密諜報員ヴァレリー・プレイム(ナオミ)は現地に潜入捜査し、イラクに核兵器開発計画がないことを突き止める。また、その夫で元ニジェール大使のジョー(ペン)も国務省の依頼でアフリカへ飛び、イラク政府によるウラン購入の事実がないことを結論づける。だが米政府はそれらの報告を無視し、巧妙な世論操作で03年3月イラクに宣戦布告する。
この戦争の根拠は正しいのか否か。ジョーは国民に真実を伝えるべく、ブッシュ政権の虚偽を新聞で告発する。
スタッフ・キャスト
[監督]ダグ・リーマン
[出演]ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン
上映時間:1時間48分
配給:2010年アメリカ映画/ファントム・フィルム=ポニーキャニオン配給
公開日:10月29日公開
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