廃墟ホテルに乗り込んだ映画撮影隊を襲う想像を絶する恐怖とは？主観カメラでのドキュメンタリー・スタイルで撮影された超常現象スリラー。全編がリアルタイムで進行する。監督は新人のアンソニー・ピアース。
若手映画監督シェリー（スティーヴン・ネルスン）が率いる撮影隊がオレゴン州の夜道に集結した。目的は“呪われたホテル”といわれる廃墟でホラー映画を撮影すること。メンバーはシェリーの彼女のペイジ（クリスティナ・アナパウ）ら総勢六人。一行は管理人の忠告を無視してホテル内部に入っていく。
そのホテルには血塗られた過去があった。このホテルを買った町長もその後のオーナーも変死を遂げ、精神病院に改装後も、患者を虐待した職員が死刑になった。館内の異様さに不安を覚えた霊媒師の女性マリアは撮影の中止を訴えるが、シェリーは降霊の儀式を強要する。