「母なる証明」のウォンビンが過去の過ちに囚われ心に深い傷を負った孤独な男を、ほぼスタントなしで演じたクライム・アクション。韓国アカデミー賞の最優秀男優賞ほか各賞を総なめにし、観客動員数は六三〇万人を記録、2010年度の韓国映画ナンバーワン・ヒットとなった。共演は「冬の小鳥」のキム・セロン、「女は男の未来だ」のキム・テフンほか。監督は「熱血男児」のイ・ジョンボム。
質屋で生計を立てているテシク(ウォンビン)は世俗から離れ孤独に暮らしている。そんな彼を?アジョシ=おじさん〞と呼び慕っているのが隣の家でクラブダンサーの母と暮らす少女ソミ(セロン)。彼女もまた孤独を抱えており、似た者同士の二人は心を通わせていく。
ある日、テシクの店に強面の男たちが待ち構えていた。彼らは店に置いてあるソミの母親が質入したバッグを取りに来たのだ。そのバッグは彼女が犯罪組織から盗んだ麻薬の詰まったものだった。麻薬を手に入れた男たちはソミと母親を拉致。そして、組織のリーダー、マンソク兄弟(キム・ヒウォン、キム・ソンオ)は二人の命と引き換えにテシクに麻薬の取引代行を命じる。
スタッフ・キャスト
[監督]イ・ジョンボム
[出演]ウォンビン、キム・セロン
上映時間:1時間59分
配給:2010年韓国映画/東映配給
公開日:9月17日公開
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