「アバター」のジェームズ・キャメロンが制作総指揮を務めた3Dアドベンチャー。熱帯雨林の奥地に広がる巨大洞窟調査に挑んだ人間たちに思いもよらぬ危機が迫る、実話を基にした物語。監督はオーストラリア出身のアリスター・グリアスン。「アバター」でも使われた、新開発の”キャメロン／ペイス・フュージョン3Dカメラシステム”などで撮影されている。
出演は「ヴァン・ヘルシング」のリチャード・ロクスバー、「ファンタスティック・フォー」のヨアン・グリフィズ、アリス・パーキンスン、ダン・ワイリー、オーストラリア・テレビ界の新人リス・ウェークフィールドら。
パプア・ニューギニアの密林地帯にある、世界最大級の洞窟体系エスペリト・エサーラ。ここでベテラン探検家のフランク（ロクスバー）率いるチームが、大実業家カール（グリフィズ）の援助を得て、その未知なる全体像を解き明かす調査を行っていた。フランクの息子ジョシュ（ウェークフィールド）も強引に参加させられていたが、重労働にうんざりしていた。ジョシュが、前線基地にやってくるカールとその恋人の登山家ヴィクトリア（アリス）を出迎えに行っていた時、探索に出たフランクは前人未到の巨大トンネルを発見したが、仲間のジュードをエア漏れの事故で失ってしまう。他に方法がなかったとはいえ、その時のジュードへの冷徹にさえ見る行動に、隊員たちのフランクへの不信感が広がっていく。