「つぐない」でオスカー候補になったシアーシャ・ローナンと同作のジョー・ライト監督が再びタッグを組んだサスペンス・アクション。元CIA捜査官の訓練を受けた究極の殺し屋、それはまだ十六歳の少女だった。共演は「エリザベス」のケート・ブランシェット、「ミュンヘン」のエリック・バーナら。テクノユニット“ケミカル・ブラザーズ”が初めて映画音楽を手がけている。
雪深いフィンランドの山奥。少女ハンナ(シアーシャ)は元CIAの父エリック(バーナ)と二人だけで暮らしてきた。父以外の人間は知らず、主な知識は事典とグリム童話から得たものだけ。だが父から叩き込まれた高度な戦闘術により、彼女は十六歳にして殺しのプロになっていた。
ハンナは父と再会を約束し、一人自らCIAに捕らえられる。狙いは父親の元同僚であるCIA捜査官マリッサ(ケート)を抹殺すること。マリッサは十六年前の極秘計画の中心人物で、その汚点であるエリックとハンナを消そうとしていた。またエリックをハンナの母の殺人犯に仕立てたのも彼女だった。ハンナはマリッサの暗殺には失敗するものの、厳重な警備を突破して拘禁室から脱走する。
スタッフ・キャスト
[監督]ジョー・ライ
[出演]シアーシャ・ローナン、ケート・ブランシェット
上映時間:1時間51分
配給:2011年アメリカ映画/ソニー・ピクチャーズ配給
公開日:8月27日公開
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