「トランスポーター」のジェースン・ステーサム主演で、チャールズ・ブロンスン主演の同名アクション（72）をリメークしたサイモン・ウェスト監督作。共演は「パンドラム」のベン・フォスター、「ゴースト／ニューヨークの幻」のトニー・ゴールドウィン、「再会の街で」のドナルド・サザーランド、新人ミニ・アンデンら。
闇の組織に雇われ、次々暗殺の仕事をこなしながら、決して殺人の痕跡を残さない完璧な殺し屋アーサー・ビショップ（ステーサム）は、ある時、雇い主ディーン（ゴールドウィン）から、アーサーにとってはこの世界に導いてくれた恩人ハリー（サザーランド）を『暗殺部隊を壊滅させた裏切り者』として、殺せという指令を受ける。一瞬躊躇しながらも、車椅子状態のハリーを抹殺して、プロとしてきっちり仕事をこなしたアーサーは、ハリーの葬儀で彼の息子で乱暴者のスティーブ（フォスター）と再会する。彼の父の仇への復讐心を放っておけず、スティーブを助手に迎えることにしたアーサー。やがてアーサーの指導の下、スティーブはメキメキと腕を上げていくが、アーサーが勝手に助手を雇ったことをディーンは快く思わない。