全世界で60の映画賞を受賞したスウェーデン映画「ぼくのエリ200歳の少女」をハリウッドでリメークしたゴシック・スリラー。監督は「クローバーフィールド／ＨＡＫＡＩＳＨＡ」のマット・リーヴズ。出演は「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツ、「ザ・ロード」のコディー・スミット・マクフィー、「扉をたたく人」のリチャード・ジェンキンズ、「シャッターアイランド」のイライアス・コティーズら。
雪に閉ざされた田舎町。いじめられっ子の少年オーウェン（スミット・マクフィー）にとって唯一の楽しみは、団地の自室から望遠鏡で他の部屋を覗き見ること。ある夜、その望遠鏡に飛び込んできたのは、隣の家に越してきた少女（クロエ）が雪の中を裸足で歩く不思議な光景だった。中庭で何度か顔を合わせるうちに、オーウェンは少女と打ち解けていく。彼女についてわかったのは、名前がアビーであること、不思議な香りがすること、そして自分の誕生日も知らないこと。二人は壁越しに、モールス信号で合図を送りあうようになる。