世界で初めて精神科病院をなくした国イタリアの知られざる逸話を実話に基づいて映画化。監督はジュリオ・マンフレドニア。出演は「エーゲ海の天使」のクラウディオ・ビジオ、アニータ・カブリオーリほか。本国では1年以上のロングランヒットを記録した。
1978年、精神病患者たちを一般社会で生活させるためのバザリア法が制定され、精神病院が次々と閉鎖された。
5年後のミラノ。病院が封鎖され、行き場を失った元患者たちは病院付属の”協同組合180”に所属していた。そこに、熱血の異端児として労働組合を追い出されたネッロ(ビジオ)がやってきた。彼は無気力に生きる元患者たちと”床貼り”の事業を始めようと決意。当初は誰にも相手にされなかたものの、2人の総合失調症患者が廃材を使用した”寄木貼り”で床貼りを美しく仕上げたことにより、仕事が舞い込むようになった。
スタッフ・キャスト
[監督]ジュリオ・マンフレドニア
[出演]クラウディオ・ビジオ、アニータ・カブリオーリ
上映時間:1時間51分
配給:2008年イタリア映画/エスパース・サロウ配給
公開日:7月23日公開
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