女性の視点から映画を撮り続けているメキシコの女性監督マリア・ノヴァロの製作・監督・脚本作品で、認知症になった母親とシングルマザーのその娘の生き方を描いている。出演は主に舞台で活躍するウルスラ・プルネダ、「フリーダ」のオフェリア・メディーナ、アナ・オフェリア・ムルギアほか。
シングルマザーのダリア(ウルスラ)はコミュニティー・ラジオのパーソナリティー。息子コスモと二人暮しで、母ララ(オフェリア)には内緒で、ララと離婚した父から経済的援助を受けている。息子コスモの父ルイスとは結婚はしていないが良い関係で、週末にコスモを預かってもらうこともある。
ララはメキシコでも有数のアステカ時代のハーブを研究する民族植物学者だ。そのララが、ある日ダリアに自宅の鍵が見つからないと言う。ダリアは心配するが、鍵はクッキー入れの中にあった。単なる勘違いかと思われたが、ララは診察を受け、認知症という診断結果が出る。
スタッフ・キャスト
[監督]マリア・ノヴァロ
[出演]ウルスラ・プルネダ、オフェリア・メディーナ
上映時間:2時間
配給:2010年メキシコ映画/Action Inc.配給
公開日:7月23日公開
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