2007年、フランスの幼稚園で二年間にわたって行なわれた哲学の授業の様子と、子どもたちの変化を追ったドキュメンタリー。監督はジャン・ピエール・ポッツィとピエール・バルジエ。
コロンビア大学のマシュー・リップマン教授によって1960年代に発表された“子どものための哲学”。幼児の“考える力”を話し合うことでさらに高め、認知力や学習力、生きる知恵へと発展させていくというものだ。その考えのもと、セーヌ地方のZEP(教育優先地区)のジャック・プレヴェール幼稚園では、三歳からの二年間の幼稚園生活に哲学の授業を設けるという取り組みを開始した。
幼児クラスを担当するパスカリーヌ先生は月に数回、ろうそくに火を灯し、輪になって座った子どもたちに様々なテーマを投げかける。
スタッフ・キャスト
[監督]ジャン・ピエール・ポッツィ、ピエール・バルジエ
上映時間:1時間37分
配給:2010年フランス映画/ファントム・フィルム配給
公開日:7月9日公開
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