「イーグル・アイ」のＤ・Ｊ・カルーソー監督×「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ製作コンビで贈るＳＦアクション。異星からやってきた特殊な潜在能力を持つ若者が、何者かに追われる逃亡生活の中で、自らのパワーに目覚めていく。主演は「アレックス・ライダー」のアレックス・ペティファー。共演にＴＶシリーズ「ｇｌｅｅ」のダイアナ・エーグロン、「魔法使いの弟子」のテレサ・パーマー、「ダイ・ハード４・０」のティモシー・オリファント、カラン・マコーリフら。脚本はアルフレッド・ガフ、マイルズ・ミラー、マーティー・ノクスン。
その正体を隠してそれぞれの守護者と共に世界中に散らばり、逃亡者のような生活を送る九人の若者がいた。ナンバー４（ペティファー）もその一人。彼は世界のどこかでナンバー３が追手に殺されたことを感知。守護者ヘンリー（オリファント）と共に、海辺の町を捨て、オハイオ州の田舎町パラダイスに移り住む。彼らは親子を装い、ジョンと名乗ることにしたナンバー４は、ヘンリーの反対を押し切り地元の高校に普通の学生として通いだす。
　そこで彼が出会ったのはカメラ好きの美少女サラ（ダイアナ）。風変わりなジョンに好奇心を持った孤独なサラと、周囲に迎合しない彼女に心惹かれるジョン。学園を牛耳るサラの元カレ、マーク（ジェーク・エーベル）は、そんな二人に嫌がらせを仕掛けるが、そのとき、ジョンの潜在的な特殊能力が爆発してしまう。実はジョンは異星からやってきた“選ばれし者”九名の一人で、その力を持つ九人はある理由から恐るべき追手に命を狙われていたのだ。ジョンがその力を発揮する場面を目撃した級友サム（マコーリフ）は、数年前に彼の宇宙研究家の父が謎の失踪を遂げたのが、ジョンの出現と何か関係しているのではないかと察する。