1948年に英国で製作されたバレエ映画の金字塔を、監督のマーティン・スコセッシがオリジナル・ネガ修復作業に着手して完成したデジタルリマスター版。マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーの共同監督で、主演は実際にバレエ団のプリマだったモイラ・シアラー、鮮やかな色彩撮影はジャック・カーディフが担当。
レルモントフ・バレエ団の主宰者ボリス・レルモントフ(アントン・ウォルブルック)は、プリマのボロンスカヤが結婚を決意したことで、彼女を解雇。新たな劇団の顔として、新人ヴィクトリア・ペイジ(モイラ)を抜擢。モンテカルロ公演で、かねてから企画していた新作『赤い靴』を披露することに。作曲にも才気あふれる新人ジュリアン・クラスター(マリウス・ゴーリング)を起用し大成功。ヴィッキーとクラスターは一夜にして大スターとなる。
バレエ団はヴィッキーの快進撃で隆盛を誇るが、ヴィッキーとクラスターの間にいつしか愛が芽生え、二人の仲を知ったレルモントフは、ヴィッキーを踊りに集中させるため、クラスターを解雇する。
スタッフ・キャスト
[監督]マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー
[出演]モイラ・シアラー、アントン・ウォルブルック
上映時間:2時間8分
配給:1948年イギリス映画/デイライト=コミュニティシネマセンター配給
公開日:7月2日公開
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