死の病魔に冒された男は、子どものために何を残すことができるのか。「ノーカントリー」のハヴィエル・バルデムがカンヌ国際映画祭男優賞を受賞した、生と死、父と子の物語。監督・共同脚本・原作・製作を手がけたのは「バベル」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。共演はマリセル・アルバレス、「アラトリステ」のエドゥアルド・フェルナンデスら。アカデミー賞主演男優賞、外国語映画賞ノミネート作品。
スペイン、バルセロナ。大都会でありながら不法滞在者があふれ、喧騒と貧困が混在する街。その片隅で生きるウスバル(バルデム)は、幼い二人の子どもを養うため、闇の仕事に手を染めていた。アフリカ系移民との裏取引、アジア移民が働く工場の仲介業。そんな彼を突然の悲劇が襲う。医師から告げられた病名は末期がん。余命はあと二か月だった。
スタッフ・キャスト
[監督]アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
[出演]ハヴィエル・バルデム、マリセル・アルバレス
上映時間:2時間28分
配給:2010年スペイン=メキシコ映画/ファントム・フィルム配給
公開日:6月25日公開
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