「マトリックス」のアクション監督ユエン・ウーピンが監督した武術アクションで、酔拳の創始者といわれる蘇乞兒の半生を描いている。主演は「ブレード／刀」のチウ・マンチェクで、ジョウ・シュン、ミシェール・ヨーら中国のトップスターが共演している他、「グリーン・ホーネット」のジェイ・チョウ、これが遺作となった「キル・ビル」のデーヴィッド・キャラディーンも顔を見せている。
19世紀半ばの清朝時代。高名な戦士スー（チウ）は武功を上げ知事に任ぜられるが、妻シャオイン（シュン）と静かに武術を極めることを選び、彼女の兄ユアンに功績を譲り父のもとへ戻った。だがユアンは、スーの父に武道の道を外れた自分の父を殺されたことを恨んでおり、五年後に現われてスーの父を殺し、シャオインとの息子フォンを連れ去った。スーは負傷するが、シャオインと共に女医のユ（ミシェール）に助けられる。