人間の意志や予測をこえたところに存在するはずの運命。しかし、もしそれが第三者によって仕組まれたものだったら?「ブレードランナー」「マイノリティ・リポート」などの原作者であるSF作家フィリップ・K・ディックの短編小説を映画化したサスペンス・アクション。運命をコントロールされていることを知った男が、真実の愛をつらぬくべく正体不明の組織に立ち向かう。
出演は「インビクタス/負けざる者たち」のマット・デーモン、「ガリバー旅行記」のエミリー・ブラント、「ワルキューレ」のテレンス・スタンプ、「ハート・ロッカー」のアンソニー・マッキーら。監督は「ボーン・アルティメイタム」の脚本家で、本作が監督デビュー作となるジョージ・ノルフィー。
スラム街で育ち、天涯孤独の身の上だったデヴィッド(デーモン)は史上最年少で下院議員に当選し、今では上院議員の筆頭候補として選挙戦をリードしていた。しかし勝利を目前にして
過去のスキャンダルが発覚し、ライバルに逆転を許して敗北を喫してしまう。打ちのめされた彼の心を救ってくれたのは、偶然出会ったエリース(エミリー)という女性だった。出会った瞬間から運命を感じた二人は吸い寄せられるようにキスをする。その場はお互いの素性も知らずに離ればなれになるものの、思いがけずバスの中で彼女と再会したデヴィッドは、今度は連絡先のメモを受け取った。
オフィスに戻った彼を待ち受けていたのは帽子を被った不審な男たちだった。彼らに拉致されたデヴィッドは衝撃の事実を聞かされる。
スタッフ・キャスト
[監督]ジョージ・ノルフィー
[出演]マット・デーモン、エミリー・ブラント
上映時間:1時間46分
配給:2011年アメリカ映画/ユニバーサル映画=東宝東和配給
公開日:5月27日公開
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