イタリアを第二次世界大戦へと導いたベニート・ムッソリーニの愛人イーダ・ダルセルの愛と戦いを、「夜よ、こんにちは」のマルコ・ベロッキオ監督が描く。全米批評家協会賞主演女優賞を受賞。
20世紀初頭、イタリア。社会主義者のムッソリーニ(フィリッポ・ティーミ)と激しい恋に落ちたイーダ(ジョヴァンナ・メッゾジョルノ)。政治闘争に身を投じるムッソリーニのため、イーダは自らの財産をなげうって彼を支える。
所属する社会党の方針に従って中立的立場を取っていたムッソリーニだが、第一次世界大戦の勃発を機に、次第に参戦論へと傾くように。過激な言動から除名処分を受けた彼だが、イーダの資金援助によって日刊紙?ポポロ・ディタリア?を発刊し、独自の政治組織を模索する。一方、イーダはムッソリーニとの長子を出産。ムッソリーニには正妻ラケーレがいたが、それでも無償の愛を捧げ続ける。
スタッフ・キャスト
[監督]マルコ・ベロッキオ
[出演]ジョヴァンナ・メッゾジョルノ、フィリッポ・ティーミ
上映時間:2時間8分
配給:2009年伊=仏映画/エスピーオー配給
公開日:5月28日公開
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