第一次世界大戦下、撃墜王として列強諸国に恐れられたドイツの戦闘機パイロット、マンフレート・フォン・リヒトホーフェン。トレードマークの真紅の戦闘機にちなんで“レッド・バロン(赤い男爵)”と呼ばれた若き英雄の波乱の生涯を描く戦争巨編。出演はマティアス・シュヴァイクホーファー、「300」のレナ・ヘディー、「エリザベス」のジョゼフ・ファインズら。監督はニコライ・ミューラーショーン。
第一次大戦中の1916年、ドイツ。軍人の子だったリヒトホーフェン(シュヴァイクホーファー)は戦闘機乗りとしての能力を開花させ、若くして軍を率いるエースに昇格。怖いもの知らずの彼が乗る真っ赤な戦闘機はレッド・バロンの異名で連合国軍に恐れられるようになる。英軍のエース、ホーカー少佐を撃墜した彼はその後も連戦連勝を重ねるが、その栄光の陰で仲間を次々と失い、戦争の虚しさを痛感していく。そんな思いとは裏腹に、騎士道精神にあふれた彼の戦いぶりは民衆の支持を獲得。軍は彼を戦意高揚のプロパガンダとして利用し、不死身の英雄に祭り上げていく。
スタッフ・キャスト
[監督]ニコライ・ミューラーショーン
[出演]マティアス・シュヴァイクホーファー、レナ・ヘディー
上映時間:2時間9分
配給:2008年ドイツ映画/ブロードメディア・スタジオ配給
公開日:5月21日公開
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