2008年にアメリカで勃発した金融危機。一〇〇年に一度といわれる経済危機は全世界に波及し、ヨーロッパの負債問題や地球規模の経済不安を引き起こすこととなった。一体誰がどうしてこのようなリスクを招いたのかを検証し、第八三回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した作品。監督は、ホワイトハウスのスタッフを務めた政治科学者でもあるチャールズ・ファーガスン。ナレーションをマット・デーモンが担当。
ジョージ・ブッシュ政権下、経済の規制緩和がより促進され、銀行、政府、学者たちがこぞってサブプライム・ローンを含む金融商品を開発。それは莫大な利益をもたらしたが、2008年そのすべてが崩壊、世界は未曾有の経済危機を迎えることとなる。だが、その萌芽はすでに80年代のレーガン政権下にあった。
スタッフ・キャスト
[監督]チャールズ・ファーガスン
[出演]1時間48分
配給:2010年アメリカ映画/ソニー・ピクチャーズ配給
公開日:5月21日公開
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