世界遺産の古都ヴェローナから、ふりそそぐ陽光のもとに田園風景が広がる絵のように美しいトスカーナ地方へ、イタリアの旅の魅力に彩られたロマンチックな愛の物語。
出演は「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セーフライド、オーストラリア出身のクリストファー・イーガン、メキシコの国際俳優ガエル・ガルシア・ベルナル、さらにイギリスの名優ヴァネッサ・レッドグレーヴとイタリアの性格俳優フランコ・ネロ。ちなみにレッドグレーヴとネロは実生活のカップルでもある。監督は「シャーロットのおくりもの」のゲーリー・ウィニック。
ニューヨーク誌で働くソフィー(アマンダ・セーフライド)は記者志望だが、目下のところは調査員。イタリアン・レストランの開店を控えた婚約者のヴィクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)と婚前旅行に出発だ。ぶらぶらと訪れた〈ジュリエットの家〉。ソフィーは恋や愛の痛みを記した観光客の手紙が石造りの壁一面に貼られた光景に目を見張り、一人の女性がそれらを集めて持ち去るのに好奇心をそそられてあとを追う。女性が入って行ったレストランの奥の家では、〈ジュリエットの秘書〉を名乗る数人の女性が手紙に返事を書いていた。壁に残されたものだけでなく、世界中からさまざまな悩みが寄せられるのだという。そんなことが行われているなんて初めて知った驚きとともに、彼女たちの気さくな人柄にうちとけてゆくソフィー。そして、壁の奥に偶然みつけた古い手紙に心を打たれて、返事を書きたいと申し出る。
スタッフ・キャスト
[監督]ゲーリー・ウィニック
[出演]アマンダ・セーフライド、クリストファー・イーガン
上映時間:1時間45分
配給:2010年アメリカ映画/ショウゲート配給
公開日:5月14日公開
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