愛し合いながらも心がすれ違っていく一組の若い夫婦。ミシェール・ウィリアムズが本年度のアカデミー賞で主演女優賞の候補となった夫婦愛のストーリーで、共演は「きみに読む物語」のライアン・ゴスリング、子役のフェース・ウラディカ、マイク・ヴォーゲルら。監督は新鋭のデレク・シアンフランス（兼共同脚本）。
ディーン（ゴスリング）とシンディ（ミシェール）の夫妻は、幼い娘フランキー（フェース）と三人で暮らす家族。ただ看護師として多忙なシンディと違って、ディーンは朝からビールを飲んでペンキ塗りで安い収入を得ているだけ。シンディとしてはもっと高収入を得られるような仕事について欲しいと思うものの、子煩悩で暴力も振るわない彼は、家族との時間を優先するため、今以上を望んでいない。お互いの不満を話し合うと、最後は必ず喧嘩に。