300年近くにわたって読み継がれる不朽の冒険小説『ガリバー旅行記』を3D映画化。原作に大胆なアレンジを加え、現代のニューヨークから中世の小人の国にタイムスリップした男の大冒険を描く。「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックが主演し、製作総指揮も兼任している。ジョナサン・スウィフトによる原作は四つの章で構成されているが、映画は主に『リリパット(小人国)渡航記』をベースにしている。
共演は「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラント、「寝取られ男のラブ・バカンス」のジェースン・シーゲル、「2012」のアマンダ・ピート、「処刑人?」のビリー・コノリーら。監督は「モンスターVSエイリアン」を手がけたアニメ界出身のロブ・レターマン。
ガリバー(ブラック)はニューヨークの新聞社に勤める郵便係。自身もいつか記者になることを夢見ているが、失敗を恐れて何事にも挑戦できず、気づけば十年もこの仕事を続けている。一人前なのは口先だけで、愛する女性記者ダーシー(アマンダ)をデートに誘う勇気もない。そんな彼に人生を変えるチャンスが訪れる。取材記者として、謎の海域バミューダの旅行記を任されたのだ。ガリバーはボートで現地に乗り込むが、突然の大嵐に見舞われ、波に飲まれて意識を失ってしまう。
目を覚ますと彼の体はロープで縛られ、目の前には身長八センチほどの小さな兵士たちがいた。なんと彼が漂着したのは、中世の小人たちが住むリリパット王国だったのだ。
スタッフ・キャスト
[監督]ロブ・レターマン
[出演]ジャック・ブラック、エミリー・ブラント
上映時間:1時間25分
配給:2010年アメリカ映画/20世紀フォックス映画配給
公開日:4月15日公開
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