「太陽に灼かれて」のロシア映画界の巨匠ニキータ・ミハルコフが、同作の16年ぶりの続編として監督・主演した大作。監督の実娘ナージャ・ミハルコフ、オレグ・メンシコフも前作に続き出演。
第二次大戦下の43年、KGB幹部ドミートリ(メンシコフ)はスターリンに呼び出され、かつて彼が逮捕し処刑されたはずの元陸軍大佐コトフ(ミハルコフ)の捜索を命じられる。コトフは確かに収容所を脱走し生きのびていた。その後彼は懲罰部隊の一兵卒に成りすましてドイツ軍との最前線に送り込まれた。一方ドミートリに秘かに匿われて育ったコトフの一人娘ナージャ(ナージャ)は、消息を追うドミートリの行動から、父が生きていることを知る。従軍看護婦になった彼女が乗った赤十字の船が独軍機の攻撃で沈没するが辛くも一命を取りとめたナージャは、生き別れた父を探し出すことこそ自分の使命なのだと心に誓う。
スタッフ・キャスト
[監督]ニキータ・ミハルコフ
[出演]ニキータ・ミハルコフ、オレグ・メンシコフ
上映時間:2時間30分
配給:2010年ロシア映画/コムストック・グループ=ツイン配給
公開日:4月16日公開
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