「マリー・アントワネット」から四年ぶりとなるソフィア・コッポラ監督の最新作。荒れた生活を送る俳優の父と十代の娘のひと夏の交流を描く。ベネチア映画祭の金獅子賞を受賞。出演は「パブリック・エネミーズ」のスティーヴン・ドーフ、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のエル・ファニングら。監督の父フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮。
ハリウッドのホテル、シャトー・マーモント。映画スターのジョニー・マルコ(ドーフ)はそのホテルで酒や女に溺れる毎日を送っていた。ゴージャスなフェラーリを乗り回し、ポールダンサーを部屋に届けさせ、仲間とパーティーに明け暮れる。だが何をしても、彼の心には虚しさが広がるだけだった。
ある朝、彼のもとに少女クレオ(エル)がやってきた。前妻と暮らす、彼の十一歳の娘だ。クレオはジョニーが会わなかったうちに見違えるほど大きく成長していた。家を空けるという前妻からジョニーはしばらく娘を預かることになる。
それは父と娘にとって久しぶりの親密な時間となる。
スタッフ・キャスト
[監督]ソフィア・コッポラ
[出演]スティーヴン・ドーフ、エル・ファニング
上映時間:1時間38分
配給:2010年アメリカ映画/東北新社配給
公開日:4月2日公開
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