ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの夢の共演が、ついに実現。かたや大事件に巻き込まれた米国人旅行者、かたやミステリアスな美女に扮し、極限下でアバンチュールにまで発展する彼らの危険な関係を描いたサスペンスだ。
監督は、「善き人のためのソナタ」でアカデミー外国語映画賞を受賞したドイツの俊英フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクで、ハリウッド作品の演出は今回が初めてとなる。共演陣には「レギオン」のポール・ベタニー、「ホット・ファズ」のティモシー・ダルトン、「ビバリーヒルズ・コップ」のスティーブン・バーコフなど、英国出身の新旧実力派が名を連ねている。
スコットランド・ヤードの警部アチソン(ベタニー)率いる監視チームがアパルトマンの一室を見張っている。住人らしき美女が外出すると、監視班の動きも慌しくなった。カフェでアレクサンダーという人物からの”全てを話したい、愛してる”との手紙を受け取った、この女性エリーズ(アンジェリーナ)は手紙の指示に従い、監視班を巻いて地下鉄で逃亡し、リヨン駅へ向かう。手紙の燃えカスを復元し、彼女がベネチア行きの特急列車に乗り込もうとしていることを知ったアチソンは上司ジョーンズ(ダルトン)の”アレクサンダー・ピアースの逮捕はムリ”という捜査中止の勧告にも耳を貸さず、すかさず追跡チームを送りこむ。
列車に乗ったエリーズには手紙で、もうひとつの指示が与えられていた。それは監視班を混乱させるべく、アレクサンダーと背格好の似た人物に接近する、ということ。客室を見渡して彼女が目を付けたのは、ひとり旅中の米国人フランク(デップ)だ。突然、向かいの席に座ってきた美女にとまどいながらも、フランクは彼女の美しさに心をときめかす。
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スタッフ・キャスト
[監督]フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
[出演]ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー
上映時間:1時間43分
配給:2010年アメリカ映画/ソニー・ピクチャーズ配給
公開日:3月5日公開
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