ローマ帝国末期、動乱の時代にあって誇り高き生き方を貫いた女性天文学者の数奇な運命を描く歴史劇。ヨーロッパ映画史上最大級の予算をかけて製作され、本国スペインで2009年のゴヤ賞の七部門を受賞し、スペイン映画最高興行収入を記録した。出演は「ナイロビの蜂」のレーチェル・ワイズ、「ソーシャル・ネットワーク」のマックス・ミンゲラ、「ロビン・フッド」のオスカー・アイザックら。監督は「海を飛ぶ夢」のアレハンドロ・アメナーバル。
ローマ帝国崩壊の足音が近づき始めた四世紀末。エジプトの都市アレクサンドリアではユダヤ教と新興のキリスト教が勢力を徐々に拡大し、ちまたには不穏な空気が漂っていたが、美しく聡明な天文学者ヒュパティア(レーチェル)は生徒をみな兄弟として信仰に関係なく平等に迎え入れていた。生徒のオレステス(アイザック)は彼女に愛を告白するが、学問第一の彼女には聞き入れられなかった。
スタッフ・キャスト
[監督]アレハンドロ・アメナーバル
[出演]レーチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ
上映時間:2時間7分
配給:2009年スペイン映画/ギャガ配給
公開日:3月5日公開
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