「ダンサー・イン・ザ・ダーク」などの奇才ラース・フォン・トリアー監督の新作で、彼がうつ病にかかっていた時にリハビリとして書き上げた脚本を基にした問題作。主演のシャルロット・ゲンスブールがカンヌ国際映画祭女優賞を受賞。共演は「スパイダーマン」のウィレム・デーフォー。DLP上映。
ある一組の夫婦が突然の悲劇に見舞われる。二人がシャワー室で愛を交わしている間に、幼い息子ニックが窓からマンションの下に転落死してしまったのだ。それ以来、深い悲しみに暮れる夫婦。特に妻(シャルロット)は葬儀中に意識を失って、しばらく意識が戻らず入院するが、意識が戻ってからも神経は衰弱する一方。それを心配したセラピストの夫(デーフォー)は、悲しみをセックスで埋めようとするが、さらにセラピーのため、催眠療法で彼女の恐れている場所を聞き出し、そこへわざと出向いて彼女の恐怖を克服しようとする。そこは彼らがエデンと呼ぶ森の中の山小屋だった。
スタッフ・キャスト
[監督]ラース・フォン・トリアー
[出演]シャルロット・ゲンスブール、ウィレム・デフォー
上映時間:1時間44分
配給:2009年デンマーク=独=仏=スウェーデン=伊=ポーランド映画/キングレコード=iae配給
公開日:2月26日公開
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