「彼女を見ればわかること」のロドリゴ・ガルシア監督が描く母娘の愛の物語。37年間、お互いを知らずに生きてきた母と娘が、避けていた過去に向き合っていく。出演は「21グラム」のナオミ・ワッツ、「めぐり逢い」のアネット・ベニング、「Ray」のケリー・ワシントン、「アイアンマン2」のサミュエル・L・ジャクスンなど。
老いた母を介護しながら暮らすカレン(アネット)には14歳のときに生んだ娘がいた。しかし当時は若すぎたため、娘を手放すしかなかった。それから37年、カレンはずっとその後悔を抱えながら、娘が今どこで何をしているのか知らないまま、人とのつながりを避ける日々を送っていた。しかし老いた母の死が、彼女に過去と向き合う決意をさせる。
母の愛も顔も知らずに育った37歳のエリザベス(ナオミ)は弁護士として成功し、一人で誰にも頼らない生活を築き上げていた。恋愛することも避け、男とは身体を結ぶだけの関係。だが会社のボスであるポール(ジャクスン)の子どもを妊娠したことで、初めてずっと避けていた母のことを考え始める。
スタッフ・キャスト
[監督]ロドリゴ・ガルシア
[出演]ナオミ・ワッツ、アネット・ベニング
上映時間:2時間6分
配給:2009年アメリカ=スペイン映画/ファントム・フィルム配給
公開日:2011年1月15日公開
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