80年代のニューヨーク・アートシーンを駆け抜けた天才画家ジャン・ミシェル・バスキアの素顔に迫るドキュメンタリー。バスキア本人の未公開インタビュー映像を軸に、彼がどのようにスターダムにのぼり、それがいかに終焉を迎えたのかを明らかにしていく。監督はバスキアの友人だったタムラ・デーヴィス。デジタル上映。
1960年12月22日、ニューヨークの中流階級に生まれたバスキアは、十七歳のときに架空のキャラクターSAMOを作り出し、その署名入りのダウンタウンの落書きで世に知られるようになる。本格的に絵画製作を始めた後は、その個性あふれるスタイルが評論家や画家仲間に認められ、”ブラック・ピカソ”などと呼ばれて絶大な人気を獲得するが、親交の深かったアンディー・ウォーホルの死後はドラッグの量が増え、奇行が目立つようになる。
スタッフ・キャスト
[監督]タムラ・デーヴィズ
上映時間:93分
配給:2010アメリカ/CJエンタテインメント・ジャパン
公開日:2010年12月18日
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