「ウォンテッド」の原作者マーク・ミラーとジョン・ロミータ・ジュニアによる異色のヒーロー・コミックを「スターダスト」のマシュー・ヴォーン監督が映画化。出演は「ノーウェアボーイ」のアーロン・ジョンスン、「（５００）日のサマー」のクロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ミンツ・プラッセら若手に、ニコラス・ケージ、マーク・ストロングら実力派がそろう。製作にはブラッド・ピットも参加。
　父親と二人暮しのオタク高校生デイヴ（ジョンスン）は、スーパーヒーローになりたいあまり、ネットで注文したコスチュームを着て世の中の悪を退治する”キック・アス”になりきり、ＮＹの街をパトロールし始めたが、泥棒に腹を刺され、車に轢かれて病院送り。だがケガの治療で体内に金属が埋められた彼は痛みに耐える力がアップ。再度のパトロールでの奮闘がネットで配信され、キック・アスは一躍人々に知れ渡る。