ロビン・フッド、誰もが知っている中世の吟遊詩人が生んだという伝説の義賊の物語を「グラディエーター」のリドリー・スコット監督と主演のラッセル・クローのコンビで映画化した歴史スペクタクル。これまでのロビンを主人公にした作品と趣向を変え、彼がシャーウッドの森に住む義賊になるまでの経緯を描いた本作では、マリアン(ケート・ブランシェット演)との出会いとロマンスも描かれる。「グリーン・ゾーン」のブライアン・ヘルゲランドが史実を巧みに絡めた脚本を担当し、「ヴィレッジ」のウィリアム・ハートはじめ、マーク・ストロング、マックス・フォン・シドー、マーク・アディー、オスカー・アイザックらが共演。
十二世紀の終り、イングランド王の”獅子心王”リチャード一世の率いる部隊がフランス軍と戦闘を続ける中、その部隊にいた傭兵ロビン・ロングストライド(クロー)は、戦闘中に王が落命した直後、王冠をイングランドに持ち帰る役を担った騎士ロクスリーがフランスのスパイ、ゴドフリー(ストロング)にだまし討ちにあう現場に遭遇し王冠を奪還する。瀕死のロクスリーからそれを故国に持ち帰ると共に、彼の剣をノッティンガムの領主の父に届けてほしいと頼まれたロビンはロクスリーに成りすまし、リトル・ジョン、ウィルら仲間たちとロンドン行きの船に乗って、王冠を王の母君に返還すると、ノッティンガムへ向かう。
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スタッフ・キャスト
[監督]リドリー・スコット
[出演]ラッセル・クロー、ケート・ブランシェット
上映時間:140分
配給:2010米=英/ユニバーサル映画=東宝東和
公開日:2010年12月10日
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