2009年のベネチア映画祭でグランプリ(金獅子賞)を受賞した戦争映画。戦車兵としてレバノン戦争に従軍したサミュエル・マオス監督が、実体験を基にレバノン戦争の最初の一日を描く。戦車の中にいる四人の戦車兵の姿と、彼らがスコープ越しに見る外部の映像とで構成される。
1982年6月6日、イスラエルのレバノン侵攻によってレバノン戦争が勃発する。そこには戦車兵として従軍した四人の軍人の姿があった。優柔不断な指揮官アシ(イタイ・タイラン)、反抗的なヘルツル(オシュリ・コーエン)、気弱で引き金も引けない砲撃手のシムリック(ヨアフ・ドナ)、臆病な操縦士のイーガル(マイケル・モショノフ)。彼らの任務は空爆で壊滅させた街の残党処理だった。
スタッフ・キャスト
[監督]サミュエル・マオス
[出演]イタイ・タイラン、オシュリ・コーエン
上映時間:90分
配給:2009イスラエル=仏=英/プライムウェーブ
公開日:2010年12月11日
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