イギリスの新進女性監督サム・テーラー・ウッドが、若き日のジョン・レノンを描いた青春映画で、ジョンと二人の母親との葛藤にも焦点があてられる。厳格な性格の伯母ミミに育てられたジョンは、ある時、実の母ジュリアが家の近くで生活していることを知り、彼女に会いに行く……。ふたりの母親の間で苦悩するティーンエージャーのジョンを期待の新星アーロン・ジョンスンが好演。共演は「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス、「終着駅/トルストイ最後の旅」のアン・マリー・ダフほか。
後にジョンが結成する”ザ・ビートルズ”の前身バンド、”クオリーメン”のライブ場面もあり、ポール・マッカートニーやジョージ・ハリスンとの運命的な出会いも描かれる。また、ジョンが初めて書いた曲”ハロー・リトル・ガール”をアーロンが自身の歌声で披露してみせる。
50年代半ばの英国、リヴァプール。思春期を迎えたジョン・レノン(ジョンスン)は伯母ミミ(クリスティン)と伯父ジョージ(デーヴィッド・スレルフォール)と暮らしていた。ミミは厳格な性格だが、ジョージは温かい人柄で、ジョンにハーモニカをプレゼントする。そんなジョージが急死し、ジョンは伯母と二人だけの生活となる。
ある時、いとこに実の母ジュリア(アン・マリー)が近くに住んでいることを知らされたジョンは勇気を出して彼女の家を訪ねる。
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スタッフ・キャスト
[監督]サム・テーラー・ウッド
[出演]アーロン・ジョンスン、アン・マリー・ダフ
上映時間:98分
配給:2009英=カナダ/ギャガ
公開日:2010年11月5日
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