『ノルウェイの森』『1Q84』などのベストセラー作家、村上春樹の同名短編小説をアメリカで映画化。信仰深い母に神の子として育てられた青年の心の軌跡をたどる。出演は新人のジェースン・リュー、「四川のうた」のジョアン・チェン、ナスターシャ・キンスキーの娘ソニア・キンスキーなど。監督はロバート・ログバル。
ロスの若者ケンゴ(リュー)は宗教活動に熱心な母イヴリン(ジョアン)と二人暮しをしている。父親はいない。美しく奔放な母は、いつも裸に近い格好でケンゴのベッドに潜り込んでくる。ケンゴは母へ性的欲望を抱くことを恐れ、意識的に自慰行為や恋人(ソニア・キンスキー)とのセックスに励んでいた。
かつて十代の少女だった頃、イヴリンは暗闇の中で生きていた。
スタッフ・キャスト
[監督]ロバート・ログバル
[出演]ジョアン・チェン、ジェースン・リュー
上映時間:85分
配給:2008アメリカ/リベロ=日活
公開日:2010年10月30日
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