67年にデビューを飾り、扇情的なパフォーマンスと難解な歌詞で一世を風靡した米国のバンド”ドアーズ”の世界を回顧するドキュメンタリー。監督は「ジョニー・スエード」のトム・ディチロで、ナレーションはジョニー・デップが担当。
”ドアーズ”の象徴的な存在、ボーカルのジム・モリスンは、当時流行した愛と平和を謳うヒッピー思想に対抗した”心の闇”に迫る歌詞と熱狂的なステージで聴衆を虜にする。大ヒットしたデビュー盤『ハートに火をつけて』の収録曲”ジ・エンド”は、後にUCLAの元同窓生フランシス・フォード・コッポラにより「地獄の黙示録」の主題曲に。だが、彼はポップ・スター像と自己のギャップに悩み、薬物の過剰摂取で71年にパリで客死した。
スタッフ・キャスト
[監督]トム・ディチロ
上映時間:82分
配給:2009アメリカ/ビーズインターナショナル
公開日:2010年10月30日
「オフィシャルサイト」