11年間に渡るF1人生で3度の世界チャンピオンに輝き、華麗なテクニックで人々を魅了し、惜しくも34歳で生涯を閉じた史上最高のレーサー、故アイルトン・セナ。彼の生誕50周年を記念してアイルトン・セナ財団の協力により製作されたドキュメンタリー。監督はアシフ・カパディア。因縁のライバル、アラン・プロストやレース・チーム関係者、家族や元恋人らの証言と貴重な映像によって彼の偉大な実像に迫る。
1960年にブラジル・サンパウロの実業家の家庭に生まれたセナは、4歳でレーシング・カートを始め、20歳で渡欧し、84年にF1デビュー。同年のモナコGPで非力な“トールマン”のマシンに乗って1位のアラン・プロストに肉薄する大健闘を見せる。破竹の勢いの彼は“ロータス”を経て、88年に“マクラーレン”に移籍。チームメートのプロストとの無敵の2大レーサー体制により鈴鹿GPで念願の世界チャンピオンに輝く。
しかし、チャンピオンを目指す二人はチーム内で争い、89年の鈴鹿GPでプロストの体当たりと1位判定を巡って関係に亀裂が。
スタッフ・キャスト
[監督]アシフ・カパディア
上映時間:108分
配給:2010イギリス/ユニバーサル映画=東宝東和
公開日:2010年10月8日
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