フランスでベストセラーとなったギヨーム・ミュッソの小説を映画化したジル・ブルドス監督作。彼はミシェル・スピノザと共同で脚本も担当。出演は「真夜中のピアニスト」のロマン・デュリス、「チェンジリング」のジョン・マルコヴィッチ、エヴァンジェリン・リリーら。撮影を「花様年華」のリー・ピンビンが担当している。
ニューヨークで弁護士をしているネイサン(デュリス)は、幼い息子を突然の病で亡くして以来、妻クレア(エヴァンジェリン)や娘を遠ざけ、仕事に没頭していた。そんな彼の前に不思議な男が現われる。彼はジョセフ・ケイ(マルコヴィッチ)という医師で、どうやら彼は死の近い人物を判別できるようなのだ。ネイサンはケイに関心を持ち始め、彼の勤務する病院へ赴くが、そこでケイは死期の迫った人に、その運命と向き合う時間を与える"メッセンジャー"の役目をしていることを知る。さらにケイは、ネイサンの旧知の女性に迫っている死期を予言し、それは的中してしまう。
スタッフ・キャスト
[監督]ジル・ブルドス
[出演]ロマン・デュリス、エヴァンジェリン・リリー
上映時間:107分
配給:2008独=仏=カナダ/日活
公開日:2010年9月25日
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