現在一〇一歳を迎えた現役最高齢監督マノエル・デ・オリヴェイラ(「コロンブス 永遠の海」)の新作。ポルトガルの文豪エサ・デ・ケイロスの1873年の小説を現代に舞台を移して映画化。(ジャン・リュック・ゴダール監督の短編「シャルロットとジュール」(58)を併映)
リスボンから南の保養地へ向かう長距離列車。見知らぬ婦人と隣り合わせたマカリオ(リカルド・トレパ)は、自らの衝撃的な体験を語り始める。
かつて彼は会計士として叔父に雇われ、洋品店の二階で働いていた。宵を告げる鐘が鳴る頃、通りの向かいの窓辺にブロンドの少女(カタリナ・ヴァレンシュタイン)が現われる。マカリオはその美しさに打たれ、一目で恋に落ちた。
スタッフ・キャスト
[監督]マノエル・デ・オリヴェイラ
[出演]リカルド・トレパ、カタリナ・ヴァレンシュタイン
上映時間:64分
配給:2009ポルトガル=仏=スペイン/フランス映画社
公開日:2010年10月9日
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