人生にいきづまった女性が、一年間の旅を通じて自分自身を見つけていく姿を描いたエリザベス・ギルバートの同名ベストセラー小説の映画化。主演は「エリン・ブロコビッチ」のジュリア・ロバーツ。共演に「それでも恋するバルセロナ」のハヴィエル・バルデム、「パブリック・エネミーズ」のビリー・クラダップ、「ミルク」のジェームズ・フランコーら。『ハサミを持って突っ走る』（ＤＶＤ発売）のライアン・マーフィーが監督と脚本を担当。
　ニューヨークで暮らすエリザベス（ジュリア）は、
ジャーナリストとして活躍するキャリアガール。私生活では夫スティーブン（クラダップ）と順風満帆な結婚生活を送っていて、誰もがうらやむ”勝ち組”女だ。ところが、自分が本当は平穏な家庭生活を望んでいないことに気づいた彼女は、結婚六年目で離婚を決意。
キュートな年下男子デヴィッド（フランコー）と付き合い始めるが、今度はエリザベスの過剰な愛情が原因でうまくいかなくなってしまう。恋愛依存気味の自分に嫌気がさしたエリザベスは、仕事も恋もニューヨークでの生活もすべて捨て、自分と向き合うための旅に出ることに。期間は一年。”旅の間は恋をせず、一人身を貫くこと”が唯一のルールだ。