生ける屍アンデッドとスーパーヒロインが壮絶な戦いをくり広げる日本の大人気ゲームをもとにしたホラーアクション・シリーズ「バイオハザード」。そのスケールはシリーズを重ねるごとにアップしていき、今回の第四弾では、東京、アラスカ、ロサンジェルスと世界中を駆けめぐる主人公アリスの活躍が描かれる。しかも今回はシリーズ初の3D映画。「アバター」のような画面の奥行き感に加え、アクション映画ならではの”飛び出す”映像も存分に盛り込まれ、これまで以上にリアルなスリルと恐怖を味あわせてくれる。
主人公アリスに扮するのは、おなじみミラ・ジョヴォヴィッチ。前作から引き続きクレア役でアリー・ラーター(「HEROES」)が出演するほか、「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラー、「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のショーン・ロバーツらが共演。監督・脚本・製作を務めるのはシリーズの生みの親ポール・W・S・アンダースンで、パート1以来久々に自ら演出を手がける。
前作のラストで、世界を破滅に導いたアンブレラ社の重要拠点が東京にあることを知ったアリス(ミラ)。超人類を作らんとする”アリス計画”により生み出された多数のクローン・アリスと共に、彼女は東京へと降り立つ。人間をアンデッドに変える恐怖のウイルスが世界中に蔓延して五年。この大都市は無数のアンデッドたちが徘徊する死の街と化していた。その地下で汚染を逃れ、秘かに活動を続けていたアンブレラ社に潜入したアリス&クローン軍団はこれを壊滅させ、もはや人類の絶滅した廃墟、東京をあとにした。
地上で唯一ウイルスに汚染されていない土地、アラスカへと向かったアリス。そこにはすでに、かつての仲間であるクレア(アリー)らが到着しているはずだ。だが、クレアと再会したアリスはわが目を疑う。
スタッフ・キャスト
[監督]ポール・W・S・アンダースン
[出演]ミラ・ジョヴォヴィッチ、ウェントワース・ミラー
上映時間:97分
配給:2010アメリカ/ソニー・ピクチャーズ
公開日:2010年9月10日
「オフィシャルサイト」