激動の時代を生きた中国出身の世界的ダンサー、リー・ツンシンの実話を映画化。監督は「ドライビング・ミス・デイジー」のブルース・ベレスフォード。主演は英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、ツァオ・チー。
61年、中国・山東省。七人兄弟の六番目として生まれたリーは、毛沢東夫人・江青の文化政策によりバレエの英才教育の対象者として選ばれ、家族と離れて北京の舞踏学校に入学する。当初は落ちこぼれだったものの、熱心なチェン先生の指導で才能が開花。アメリカから招待を受け、研修のため海を渡ることになる。
共産圏で育ったリー(チー)にとって、アメリカでの日々は刺激に満ちていた。バレエ団の主任ベン(ブルース・グリーンウッド)の家で暮らしながら修行に励んだリーはめきめき頭角を現わし、初の大舞台で満場の喝采を浴びるまでになる。
スタッフ・キャスト
[監督]ブルース・ベレスフォード
[出演]ツァオ・チー、ブルース・グリーンウッド
上映時間:117分
配給:2009オーストラリア/ヘキサゴン
公開日:2010年8月28日