1980年代、アメリカのみならず日本でも高い人気を誇った痛快TVアクション・シリーズ「特攻野郎Aチーム」が実写映画版で二一世紀に甦った! いわれなき罪を受け、お尋ね者として生きることになった元米軍特殊部隊の四人組が"Aチーム"と名乗って悪事を企む奴らと奇想天外な策略で戦うのがオリジナル版の設定だが、今回は彼らがいかにしてチームを組むことになったかも描く。監督に抜擢されたのはジョー・カーナハン(「スモーキン・エース」)。
すでに米軍内で伝説的存在となっていたAチームの四人だが、イラクでの任務を終えたハンニバルは、CIAのリンチから米ドル紙幣の原版を盗んだゲリラ集団がバグダッドから持ち出そうとしているという情報を聞く。これに対し、民間のパイクという男が率いる傭兵たちが奪還の動きを見せていたが、ハンニバルは将軍にAチーム極秘出撃を自ら要請し、国防犯罪調査局の女性大尉ソーサ(ジェシカ)の目をくぐりぬけ、奇襲作戦を決行。四人は作戦を成功させたかに見えたが、そのとき将軍のジープが爆発、その機に乗じて何者かが原版を持ち去っていった。『罠にかけられた!』とハンニバルが気づいたときはすでに遅く、彼らは軍法会議にかけられ、四人ともが階級を剥奪され、別々の監獄送りとなってしまう。
半年後、服役中のハンニバルの元へリンチが現われ、盗まれた原版で刷られた紙幣がチューリッヒで見つかったと報告する。汚名返上のためにも真犯人を捕らえたいハンニバルは捨て身の脱走。別々の刑務所にいたB・Aとフェイスも脱獄させ、マードックが収容されているドイツへ向かう。
スタッフ・キャスト
[監督]ジョー・カーナハン
[出演]リーアム・ニースン、ブラッドリー・クーパー
上映時間:118分
配給:2010アメリカ/20世紀フォックス映画
公開日:2010年8月20日
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