六年前に愛した女性シルビアの面影を求めて街をさまよう画家志望の青年の物語。フランスの古都ストラスブールで全編ロケを敢行。監督・脚本はホセ・ルイス
・ゲリン。
朝、ホテルの一室。ベッドで物思いにふけっていた男(グザヴィエ・ラフィット)が、ホテルを出て地図を片手に街を歩き始める。カフェに落ち着き、女性客に声をかけるが、無視されてしまう。
翌日、演劇学校の前のカフェ。客を観察しながらノートにデッサンをしていた男は、ガラス越しに美しい女(ピラール・ロペス・デ・アジャラ)を見つけ、カフェを出た彼女の後を慌てて追いかける。カフェの喧騒、市電の通過音、バイオリンの物悲しいメロディー。様々な音であふれる街を、二人はつかず離れずの距離で歩いていく。
スタッフ・キャスト
[監督]ホセ・ルイス・ゲリン
[出演]グザヴィエ・ラフィット、 ピラール・ロペス・デ・アジャラ
上映時間:85分
配給:2007スペイン=仏/紀伊國屋書店=マーメイドフィルム
公開日:2010年8月7日
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