第一作「プレデター」の誕生から二三年、あの史上最強の生命体が「シン・シティ」のロバート・ロドリゲス（製作）の手で新たに生まれ変わる。今度は無数のプレデターとともに”スーパー・プレデター”が登場。未知の惑星で、選ばれし人類との死闘が繰り広げられる。出演は「キング・コング」のエードリアン・ブロディー、「ブラインドネス」のアリシー・ブラガ、「スパイダーマン３」のトファー・グレース、「マトリックス」のローレンス・フィッシュバーンなど。監督は「アーマード 武装地帯」のニムロッド・アーントル。
　人種も境遇も異なる男女が理由もわからぬままある惑星に集められた。百戦錬磨の傭兵ロイス（ブロディー）、凄腕の女性狙撃手イザベル（アリシー）、医師のエドウィン（グレース）、日本人殺し屋ハンゾー（ルイ・オザワ）、メキシカン・マフィア（ダニー・トレホー）……彼らの共通点はただ一つ、全員が戦いのスペシャリストであること。
　やがて彼らはこの星に自分たちが”呼ばれた”理由を知る。この星は地球外生命体プレデターの狩猟場であり、彼ら人間たちはその狩りの獲物だったのだ。無数の不気味な気配が周囲を取り囲む。だがその姿は見えない。惑星に残る唯一の生存者（フィッシュバーン）が彼らに告げる。『奴らは我々の声を聞き、臭いを嗅ぎ、姿を見ている』