娘の悲劇から崩壊の道をたどっていく家族の愛と再生の物語。父親役のシルヴィオ・オルランドがベネチア映画祭主演男優賞受賞。監督は「いつか見た風景」のプピ・アヴァティ。
1938年、第二次大戦前夜のイタリア、ボローニャ。十七歳の女子高生ジョヴァンナ(アルバ・ロルヴァケル)は内向的な性格で、年頃なのに恋愛に縁がなかった。彼女が毎朝一緒に登校する相手は、同じ学校の美術教師である父親ミケーレ(オルランド)。ミケーレは繊細な娘を心配しながらも溺愛していた。
ある日学校で生徒の殺人事件が起きる。殺されたのは人気男子生徒の恋人。捜査の末、逮捕されたのはジョヴァンナだった。
スタッフ・キャスト
[監督]プヒ・アヴァティ
[プロデューサー] [出演]シルヴィオ・オルランド、アルバ・ロルヴァケル
上映時間:104分
配給:2008イタリア/アルシネテラン
公開日:2010年6月26日
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