愚かな人間を滅ぼすため神は天使軍団（レギオン）を地上に遣わした。人類に味方するのは、神に背いた大天使ミカエルただ一人。人類と天使の壮絶な死闘を描くアクション・スリラー。出演は「ウィンブルドン」のポール・ベタニー、「バンテージ・ポイント」のデニス・クェード、「ワイルド・スピードＸ３」のルーカス・ブラック、「トランスフォーマー」のタイリース・ギブスンなど。監督はスコット・スチュアート。
　モハベ砂漠に寂しくたたずむダイナーでは、経営者のボブ（クェード）がいつものように仕事に追われていた。異変は突如訪れる。店の電話が不通になり、テレビも電波を受信しない。そこへ一人の老婆が現われる。穏やかな表情から一転、悪魔のような形相を浮かべた老婆は、突然店にいた男の喉を噛みちぎる。あまりの事態にパニックに陥るボブたち。次の獲物を狙う老婆を仕留めたのは、店に電話を借りに来ていたカイル（ギブスン）の銃弾だった。
　それは悪夢の始まりに過ぎなかった。店の外はいつしか恐ろしい虫の大群に囲まれていた。店全体が絶望に包まれる中、一台のパトカーが店にやってくる。降りてきたのは大量の武器で武装した見知らぬ男ミカエル（ベタニー）。彼の口から衝撃の事実が明かされる。