「夜顔」などの作品で知られるポルトガルの巨匠、マノエル・ド・オリヴェイラ監督が、敗戦という視点から母国史を綴る壮大な歴史劇。90年度カンヌ国際映画祭の審査員特別賞・国際批評家連盟賞を受賞。
1974年。アフリカ植民地戦争に従軍するカブリタ少尉(ルイス・ミゲル・シントラ)は、不満を漏らす部下(ディオゴ・ドーリア)らに、母国の敗北の歴史を語り出す。紀元前の英雄の死から十六世紀の王の戦死までが回顧され、支配の空しさが述懐される。
スタッフ・キャスト
[監督]マノエル・ド・オリヴェイラ
[出演]ルイス・ミゲル・シントラ、ディオゴ・ドーリア
上映時間:112分
配給:1990ポルトガル=仏=スペイン/アルシネテラン
公開日:2010年4月17日
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