有名なギリシア神話を映像化した１９８１年のアクション・アドベンチャー「タイタンの戦い」をもとに、強大な力を持つ神々と人間の戦いを最新のＳＦＸを駆使して描くスペクタクル超大作。３Ｄ版と２Ｄ版の同時公開。
　出演は「アバター」で時代の寵児となったサム・ワーシントンはじめ、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のレーフ・ファインズ、「96時間」のリーアム・ニースン、「００７／慰めの報酬」のジェマ・アータートン、
マッツ・ミケルセン、ジェースン・フレミング、アレグザ・ダヴァロスら。監督を務めるのは「トランスポーター」のルイ・レテリエ。
　神々の頂点に立つ三人の兄弟。全知全能の神ゼウス（ニースン）、海の支配神ポセイドン（ダニー・ヒューストン）、そして冥界の王ハデス（ファインズ）。彼らはすべての権力を手に入れるため激しい闘争をくり広げていた。そんな中、かつてゼウスが地上に降り立ちアルゴス王国の王妃ダナエーと愛し合った時に生まれた息子ペルセウス（ワーシントン）は、神の力を備えながらも人間として育てられていた。だが、ゼウスに強い憎しみを抱くハデスに襲われ、なすすべくもなく愛する家族を皆殺しにされてしまう。ハデスはゼウスの力を奪い地上を地獄に変えるため、海の底に閉じ込められていた巨大な魔物クラーケンを解き放ち、アルゴス王国を滅ぼそうとする。そしてクラーケンを止める条件はただ一つ、アルゴス王国の王女アンドロメダ（アレグザ）を生贄として捧げることだと告げる。