「カフェ・ソサエティ」のジェシー・アイゼンバーグが、19世紀フランスのロマン派絵画の先駆者と言われる画家テオドール・ジェリコーの伝記映画に主演する。その新作のタイトル「メデューズ」The Medusaは、ジェリコーの代表作「メデューズ号の筏」にちなんだもの。彼はフランスの裕福な家庭に生まれ、イタリアやイギリスでも活動したが、32歳の若さで持病の脊椎結核により死去した。ジェリコーの叔父役で「サバイバー」のピアース・ブロスナン、宿屋の女主人役で「フォックスキャッチャー」のヴァネッサ・レッドグレーヴが共演。監督は「真珠の耳飾りの少女」でも絵画をモチーフにしたピーター・ウェーバー。製作はダス・フィルムズ他。
アイゼンバーグにはもう一つ新作が。「ターザン:REBORN」のアレクサンダー・スカーシュゴードと、新作「ハミングバード・プロジェクト」The Hummingbird Projectで共演する。2人が演じるのは、ミリ秒単位で取引をする超高速取引の株式仲買人。彼らはカンサスとニュージャージーの間にファイバー・ケーブルを引いて巨額を得ようとするが、かつてのボスがその邪魔をする。監督・脚本は「魔女と呼ばれた少女」のカナダ人監督キム・グエン。製作はアイテム7他。本年10月からモントリオールで撮影を開始する。
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